生徒一人一人の長所を伸ばし、社会で活躍できる『人財』の育成

 越生高等学校は、国や県指定の文化遺産や豊かな自然環境に恵まれた越生町に、昭和47年に開校し

た学校です。 「生徒一人一人の長所を伸ばし、社会で活躍できる『人財』の育成を目指 す学校」として、
創立以来、多くの卒業生を輩出し、地域社会の発展に大きく貢献してきました。
生徒一人一人の長所を伸ばすことに力を入れており、生徒の持てる力を最大限に育み、夢の実現に向
け力強く支援します。
美術科では、絵画・彫刻・映像表現・ビジュアルデザイン・クラフトデザインなど幅広く学ぶことが
できます。美術科教諭の高い指導力と恵まれた施設・設備の中で、自分に合った創作活動に取り組み、
芸術性を高めることができます。 美術科設置以来、 美術系の大学・専門学校等への 高い 進学実績 を誇る
とともに、 全国高等学校総合文化祭出展など で は連続して 優秀な成果を収める等、実績を あげています。
令和6年度は、以下のとおり、重点目標とそれを具現化する 方策 を定め、生徒一人一人が活躍できる
学校づくりを目指しています。
                                       校長 中山 厚志

主体的な学びによる基礎学力の充実と専門的な能力の向上
(1)
主体的な学びによる基礎学力の充実
・ 少人数学級編制や少人数・習熟度別 の 授業
・ 「分かる喜び」「できたという達成感」を引き出す 授業
・生徒の興味関心を高め、自ら学ぶ意欲を醸成する授業
(2)
専門 的な 資質・能力 の向上
・生徒一人一人の個性を大切にし、伸ばすカリキュラムの展開
・感性を高め、創造性を伸ばす専門学科の教育活動 の充実

豊かな心と自主的 ・自律的な態度の育成及び進路意識の向上による進路希望の実現
(1) 豊かな心と自主的・自律的な態度の育成
・基本的な生活習慣の確立や社会に出てから必要なマナーやルールの醸成
・「総合的な探究の時間」 による協働しながら課題解決を図る態度の向上
・ ソーシャルスキルトレーニング等による、より良い人間関係の構築とコミュニケーション能力
の育成
・スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの活用による、教育相談体制の充実
(2)進路意識の向上による進路希望の実現
・進学補習や放課後補習 への 学習サポーター の 活用
・ 進路希望の実現に向けた 生徒一人一人のニーズに対応した進路指導
・進路指導部によるプルアップ補習の実施(タブレット使用)
・JSTを活用したきめ細かな就職支援と面接指導

保護者や地域と連携した安心・安全な開かれた学校づくり
(1)保護者及び地域との連携
・平時・災害時における生徒の完全確保の体制づくり
・地域の防災拠点校としての施設設備の維持・安全管理の徹底
・地域のボランティア活動への生徒の 積極的な 参加
(2)教育活動の積極的な発信
・学校HPの更新度アップによるリアルタイムな発信

 
校長室より

校長室より

越生翔桜高等学校で学べるのはアニメーションに関することです

 マンガ=アニメと、どうしても連想してしまうのですが、越生翔桜高等学校で学ぶことができるのは、アニメーションに関することです。

 昨年、このコーナーに、〈アニメーションの語源は、ラテン語のAnimaに由来し、「生命」とか「魂」という意味で、アニメーションとは、動かないものに命を吹き込み、連続的に表示することで動いているように見せるもの〉ということを書きました。マンガは、コマわりに静止画を描き、言葉などを文字で付けストーリーをつけていきます。アニメーションは人、動物や物に動きをつけ、ストーリーを展開することから、動きがあるのかないのか、で、マンガとアニメを分けることもできます。

 日本のアニメ産業は、世界的な人気もあり、今や3兆円を超える大規模市場に成長し、日本から輸出されるものの代表格にもなっています。

 アニメーションをつくる上で欠かせないのが、デッサン力や構成力といった、絵を描く上でも基礎となる技能です。越生翔桜高等学校の美術表現科では、その基礎から実際のアニメーションづくりまでの一連の学びをすることができます。