9限目の教室 1学年講話 高校生の時の自分に伝えたい事
9月29日(木)5限、総合的な探究の時間『9限目の教室』において越生町でカフェ
「オクムサ・マルシェ」を経営している浅見敦様に来校していただきました。
浅見様は東京のデザイン会社に16年働いた後、故郷である越生町に戻ってカフェを開
業されました。現在、デザイン業との二刀流で活躍されている方です。
この日、1学年全員が視聴覚室に集まり話を聞きました。
講演の中で、コーヒーが好きだという生徒が前に出て、浅見様がお店で出しているコーヒー豆をミルで実際に挽いてみました。カリカリッとなる音、出てくる炭酸ガス、そして匂いを感じてもらうためです。前に出てきた生徒たちは挽きたての豆で淹れたコーヒーの匂いを感じながら美味しそうに飲んでいました。
本日浅見様が伝えたい本題「操縦席理論」に入ると、自分の転機は父親の薦めで始めたサッカーを辞めたことで、人に任せることなく自分の操縦席は自分がハンドルを握ると人生はどんどん好転していくのだと話していただきました。
また、紙に書くことは想像を現実化する第一歩と言われるくらい大切な事で、時間の使い方、お金の使い方も今後の人生で重要な事だと生徒に分かりやすく伝えていただきました。お忙しい中来校していただき本当にありがとうございました。
人のアドバイスを聞くことは、とても大切な事です。
ただ、「誰かに薦められたから」という理由だけでは、他人に自分の操縦席を預けたままです。「最終的に自分で決めた」という決断が自分の操縦席に座ってハンドルを握らせるのだと今回の講演は教えてくれたと思っています。
この後、6限で普通科の生徒は進路資料室の使い方を教わりました。(美術科は次週です。)自分でやりたい事を積極的に探すため有効的に進路資料室を使用して欲しいです。