1月20日(月)美術科1年生の「構成」の授業でデジタルノート機能を活用した授業を実施しました
美術科1年生で、生徒一人一人が持っているiPadを使って、Class Padのデジタルノート機能を活用した「構成」の授業を実施しました。
埼玉県では、アクティブラーニングの手法として、知識構成型ジグソー法に基づく協調学習を推進しています。その手法を用いながら、今回は、生徒が冬休みに描いた課題のブラッシュアップをゴールとして授業に取り組みました。
まず、生徒は造形要素の「構図」「配色」「明度対比」の3つの研究班に別れ、それぞれの知識や作品をより引き立てる方法について研究しました。次に、「構図」「配色」「明度対比」のそれぞれの班から一人ずつ集まり、3人のグループを作りました。それぞれの班で得た知識や方法について発表し合い、意見交換した後、自分が冬休みに描いた作品を班で鑑賞し合い、より良くなるような手立てをアドバイスし合いました。
話し合いでは、iPad上にそれぞれの作品を画像共有したり、付箋機能でアドバイスを貼り付けることもできます。瞬時に情報を共有できるのがデジタルノートの利点でもあり、効率的で活発な意見交換ができたようです。
本校は、令和6年度、文部科学省「高等学校DX加速化推進事業」の指定を受け、教育活動のDX化を推進しており、授業においてもICTやデジタルリソースを利活用した授業研究に取り組んでいます。
また、令和8年度の統合後、新しく設置する美術表現科では、プロのアニメーターが使うようなデジタルアニメーション作成ソフトウェアを使って、アニメーションを制作する学習を取り入れる予定です。また、普通科でも、Python等の言語を用いてプログラミングを学べたり、ウェブデザインやアートデザインを学べる内容を設定する予定です。そのため、現在、高スペックのパソコンも整備しているところです。